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おにぎり包みヒストリー~ホイルとラップの違い~

2026.01.15

1月17日は「おむすびの日」ですね。
1995年の阪神・淡路大震災で、炊き出しのおむすびが被災者に届けられ、
人と人との心を結ぶ象徴として制定されました。
(参照元:一般社団法人 日本記念日協会 https://www.kinenbi.gr.jp/)

さて、おにぎりを包むとき、あなたは何を使いますか?

多くの方が「ラップ」を思い浮かべるでしょう。
しかし、少数派ながら「アルミホイル」で包む方もいます。
実は、アルミホイルで包むことには、食感や持ち運びにうれしいメリットがあるんです。
では、そもそもおにぎりをラップやホイルで包む習慣はいつから始まったのでしょうか?
ここでは、おにぎり包みの歴史と、ラップとホイルの違い・メリット比較を詳しくご紹介します。

知っておきたい!ラップとホイルの違い①ラップ

実は、ラップとホイルにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
シーンに合わせて使い分けることで、もっと美味しく、もっと便利におにぎりを楽しめます。
ここでは、「ラップで包むおにぎり」「アルミホイルで包むおにぎり」の特徴を比較しながら、選び方のポイントをご紹介します。

ラップのメリット
握りやすく、包みやすい
薄く柔らかいラップは、握りやすくて包みやすいです。カバンの中では潰れやすいですが、握り直しも簡単です。
中身が見えるので安心感もありますよね。

そのまま電子レンジで温められる
包んだまま電子レンジで温めて食べられます。
ラップ同士がくっついて密封できるので、おにぎりが乾燥せず、しっとりもっちりとしたおにぎりが食べられることもポイントです。

ラップのデメリット
密閉できるため、時間がたつと湿気が溜まってご飯がべちゃべちゃになってしまうこと。
湿気が溜まるとラップの粘着力が緩み、水分の多い具材のときは液漏れの心配もあります。高温多湿は雑菌繁殖の原因にもなってしまうため、長時間の持ち歩きにはあまり向いていません。

知っておきたい!ラップとホイルの違い②アルミホイル

ホイルのメリット
水分量をほどよく保つ
ホイルの特性上、おにぎりを包むと、ホイルとご飯の間に適度に水分が抜けます。

食感キープ
ホイルには保形性があるため、潰れにくく持ち運びやすいです。
お米とお米に間に空間が生まれて、握ったときのままのふんわりおにぎりを味わうことができるのです。
また、遮光性が高いため高温多湿の状態を緩和できます。

ホイル・ラップそれぞれで包んだおにぎりの官能調査結果では、ラップと比べて「表面の水分状態」「適度な硬さ」「米の粒感」「口ほどけ」「のどごし」などの項目より総合的に“アルミホイルの方が良い”という結果となりました。

 

ホイルのデメリット
アルミホイルは金属なので、電子レンジの加熱には適さないこと。
▼詳しくはこちら「アルミホイルQ&A③~アルミホイルって電子レンジで使える?」▼

合わせ技が光る“おにぎり第三世代”へ!おにぎり包みヒストリー

ラップやホイルができるより以前からあるおにぎり…
“おにぎり包み”の歴史から辿ってみましょう!


おにぎりが全国に広まり、一般化したのは1221年の「承久の乱」のこと。この乱の際、源頼朝の妻・北条政子が鎌倉幕府軍の士気を高めようと、武士に梅干し入りのおにぎりを配ったことがきっかけです。
このとき、おにぎりは抗菌作用と防腐効果の高い「竹の皮」で包まれていたそう。駅弁の元祖でもある宇都宮駅のおにぎり入り弁当も竹の皮で包まれていました。先人の知恵が脈々と受け継がれていたんですね。


■ 食品用アルミホイル
それから時は経ち、昭和初期のこと。ヨーロッパで誕生したアルミ箔は、ドイツから洗浄や圧延、裁断などの製造機器が輸入されたことにより国産化。当時はチョコレート菓子やたばこの包装がメインでしたが、技術が発達し次第に包装用、産業用そして家庭用の食品用アルミホイルへと発展していきました。当たり前のようにおにぎりという日本食を包んでくれているホイルがヨーロッパ生まれだったなんて驚きですよね!

■ 食品用ラップ
実は、ラップははじめから食品用に作られたわけではありません。始まりは、太平洋戦争の際、湿度の高い密林で縦断や火薬が湿るのを防ぐための包装、蚊帳、靴の中敷きとしてラップが使われていたそう。それからチーズの包装→ピクニック用の野菜の包装などさまざまな用途で広まり、食品用ラップとして定着するようになりました。
ちなみに、日本にラップが初めて販売されたのは昭和35年のこと。当時は電子レンジがあまり普及しておらず、ラップは何のために使うのか分からなかったそうですよ!


そして時代は令和へ。ホイルとラップがついに手を取り合っておにぎりを包む“第三世代”へと突入しました。
先述の通り、ホイルもラップも一長一短の特長があります。どちらも活用すればもっとおいしいおにぎりが食べられるはず。
そこで、第三世代ではホイルとラップの合わせ技、その名も「ホイップ」がスタンダードになるかもしれません!
 

包み方はとっても簡単です。おにぎりを「握る」時は、扱いやすく破れにくいラップでキレイに成形。好きな具材を詰めるなり、好きな形にするなり自由に握りましょう。
完成したら衛生的で美味しさが保てるホイルで包み変えます。これで長時間持ち歩いても安心です。
そして食べる時は、そのままホイルを破いて食べてもよし、温かいおにぎりが食べたい人はラップに包み変えてレンジでチンしてもよし。ご飯がべちゃっとすることなく、ふんわり美味しいおにぎりが食べられますよ!

また、夜食や捕食、お子さんのおやつのために、おにぎりを冷凍保存して作り置きしたいときもありますよね。
そんなときは、ラップでおにぎりを握り、その上からアルミホイルで包んで冷凍保存すればOKです。
衛生的に握ったおにぎりを、熱伝導性の高いホイルで包むことで急速冷凍が可能になり、さらに遮光性によって風味をしっかり保てます。
美味しさを損なわずに保存できるので、とても便利な方法ですよ。
電子レンジで解凍する際は、ホイルを外すのをお忘れなく!

まとめ

竹の皮からホイル・ラップ、そして第三世代の「ホイップ」へ。時代に合わせて変化してきたおにぎり包みは、私たちの食卓をより一層華やかなものにしてくれそうです。

今回ご紹介したように、ラップとホイルは得意分野が違うため、どちらが圧倒的に良いというわけではありません。ラップとホイルの違いを知れば、おにぎりを美味しく安心て楽しんでいただけます。
「普段ラップでしか包まない」という方も、ぜひホイル包みを試して味や食感を比べてみてください!

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